ひとり親の養育費金額を計算する

金額を計算する

手続きにいくらかかるか、その場で計算できます。養育費そのものの金額は、裁判所が公表している算定表で調べられます。

公正証書はいくらかかるか

目的の価額養育費は5年分が上限(公証人手数料令) 3,000,000 円
公証人手数料 13,000 円
正本・謄本の交付紙 1枚 300円 2,400 円
送達・送達証明差押えをするときに必要になります 1,900 円
合計の目安 17,300 円

養育費のように毎月続けて支払うものは、5年分までで計算すると決められています。10年払う約束でも、手数料は5年分で頭打ちです。財産分与や慰謝料を同じ公正証書に入れる場合は、それぞれ別に計算して足します。

この費用を補助している自治体があります

根拠:公証人手数料令、日本公証人連合会「12 手数料」 https://www.koshonin.gr.jp/notary/ow12 2026年9月7日確認。用紙が一定枚数を超えた場合の加算など、細目は公証役場にご確認ください。

差押えの申立てはいくらかかるか

情報取得の申立手数料相手先が何か所でも1,000円 1,000 円
予納金 5,000 円
差押命令の申立て 4,000 円
郵便切手裁判所ごとに違うため概算です 約 3,000 円
合計の目安 13,000 円
預貯金は、先に財産開示をしなくても調べられます。給与と不動産は、財産開示の手続きを済ませてから3年以内であることが条件です。その場合は財産開示の手数料 2,000円が別にかかります。

出典:民事訴訟費用等に関する法律 別表第一、裁判所の各庁公表資料(予納金)。2026年9月7日確認。郵便切手の額は裁判所ごとに異なるため概算です。

裁判所の算定表の使い方

調停や審判では、裁判所が公表している「養育費・婚姻費用算定表」が実際に使われています。話し合いで決めるときも、この表の金額が目安になります。

  1. 子どもの人数と年齢から、見る表を選ぶ

    養育費の表は9枚あります。子ども1〜3人 × 年齢(0〜14歳/15歳以上)の組み合わせです。たとえば子ども1人で12歳なら「表1」、2人で17歳と10歳なら「表4」です。

  2. 縦軸と横軸に年収を当てはめる

    縦が支払う側、横が受け取る側の年収です。それぞれ会社員と自営業で目盛りが別になっているので、間違えないように見てください。

  3. 交わったところの金額を読む

    金額は「4〜6万円」のように幅で書かれています。ご事情によって、この幅の中で上下します。

裁判所の算定表のページを開く

年収の見方に注意してください。会社員は源泉徴収票の「支払金額」、自営業は確定申告書の「課税される所得金額」を使います。そして児童扶養手当や児童手当は、受け取る側の年収に含めません。ここを含めてしまうと、本来より低い金額になります。

出典:最高裁判所「平成30年度司法研究(養育費,婚姻費用の算定に関する実証的研究)の報告について」令和元年12月23日公表。2026年9月7日確認。

「法定養育費の月2万円」は別のものです

算定表の金額
二人の年収と子どもの人数・年齢から出す、本来の養育費です。話し合い・調停・審判で決めます。
法定養育費の月2万円
取り決めをしないまま離婚した場合に請求できる、取り決めができるまでの暫定的な金額です。2026年4月1日以後に離婚した場合にだけ使えます。「養育費は月2万円でよい」という意味ではありません。

法定養育費について詳しく見る

このページについて

計算結果は公表されている手数料の規定にもとづく目安です。実際の金額は、公証役場や裁判所の窓口でご確認ください。養育費そのものの金額は個別の事情で変わります。このサイトでは算定表の数値そのものは掲載していません。裁判所の公表資料をご覧ください。